
こんにちは!今回は、今話題になっている2025年の大阪・関西万博について、少し深掘りしてみたいと思います。
「いのち輝く未来社会のデザイン」という大きなテーマを掲げたこのイベント。AI、医療、環境、国際協力などを体験できる未来型の展示会になるはず……なんですが、実際には不安要素が山積みです。
特に最近は、「虫」に関する話題がネットでも大きな注目を集めています。
🌍 会場となる夢洲の現状
会場は大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」。将来的にはIR(統合型リゾート)も建設予定で、大阪の新たなランドマークになる……はずでした。
でもこの夢洲、もともとは産業廃棄物の埋め立て地。しかも地盤が弱く、液状化や地震のリスクが指摘されていて、「本当にこんな場所で大丈夫?」という声が後を絶ちません。
さらに今、別の“生き物”問題が浮上しています。
🐛 虫・蚊・大量発生のリスク?
夢洲では虫の大量発生が懸念されています。特に問題になっているのは、蚊やハエ、ユスリカなどの水辺に集まりやすい昆虫です。

埋立地である夢洲は湿地のような環境が残っており、排水や水たまりも多いため、虫が繁殖しやすい環境。夏場にはユスリカが数万匹単位で発生するとも言われ、実際に現地で作業している人たちの間では「呼吸すらできないほど飛んでくる」との声もあるそうです。
この虫問題、衛生面の不安だけでなく、万博を訪れる国内外の観光客にとっても「不快な体験」となりかねません。せっかく未来的な展示を見に来ても、足元で虫がウヨウヨしていたら気分が台無しですよね…。
対策としては、殺虫剤の散布や水はけの改善などが検討されていますが、「環境に優しい万博」との整合性が問われる難しい局面に。
💸 高騰する費用と税金の使い道
虫の問題だけではありません。万博の建設費は当初の1,250億円から2,350億円以上に膨れ上がる見通し。しかも今後さらに増える可能性もあるとか…。
その大半は税金でまかなわれるわけで、「本当にそのお金、ここに使ってよかったの?」という疑問の声も多く聞かれます。
一方で、パビリオンを出展予定の海外の国々の建設も人手不足や手続きの遅れで間に合わないかもしれないという報道もあり、ますます不安が広がっています。
🤔 万博の意義はどこにあるのか
テクノロジーが日進月歩の現代で、「万博」のような物理的イベントにどれだけの意味があるのか…。SNSやVRで世界とつながれる時代に、リアルなパビリオンは過去の遺物なのかもしれません。
もちろん、国際交流や教育的価値、地域経済への波及効果はあるでしょう。でも、それを支えるには持続可能性・実効性・共感が必要です。今の状況を見ると、そのすべてが中途半端に感じてしまいます。
📝 まとめ:成功のカギは「足元を見つめ直す」こと
未来を見せるイベントだからこそ、足元の課題、たとえば夢洲の環境、インフラ、そして「虫」まで、きちんとクリアにする必要があります。
「未来は足元から」とはよく言ったもので、派手な技術やテーマよりも、まずは安心して歩ける地面と、気持ちよく深呼吸できる空間を整えること。それが万博成功の第一歩かもしれません。
👀 みなさんは、2025年の大阪万博に何を期待しますか?
ぜひコメントで教えてくださいね!
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